
目次
はじめに
株のチヤートパターン、ヘッドアンドショルダー、Wボトム、Wトップで連続でやられて悩んでいる人、多いと思います。
それは見え見えのエントリーポイントで入るからなんです。
プロのトレーダーはエントリーポイントが違います。それをお話しします。
全てほかのブログ、本には書いてありません。
株のチャートパターン;ヘッドアンドショルダートップ(ボトム)のエントリー,利益確定ポイント
株のチャートパターン;ヘッドアンドショルダートップの一般的なエントリーポイントは失敗する事が多い。
教科書的なテクニカルの本、
証券会社のHPやトレードをやってない人のブログでは↓(クリックで画像拡大)
のようにかいてありすよね?
でもその通りやると上手くいかない事が多いと思います。
ヘッドアンドショルダー(ボトム、トップ)、
Wボトム(トップ)のネックラインのブレイクは超有名で、
初心者も含め、ほとんどの人は知っていてます。
そんな見え見えのエントリーポイントは、
振り落としを狙って筋や大口が仕掛けてきます。
ここで買うと、
ネックラインをブレイクアウトしてきてロスカット。
↑ふるい落としで落とされた後、真のブレイクアウトで利益が取れず涙目。
。
株のチャートパターン;成功するヘッドアンドショルダートップのエントリーポイント
20年ぐらい前は、教科書的なエントリーポイントでもよかったんです。
テクニカルはあまり知れわたりすぎると、
そのエントリーポイントで大口筋が仕掛けてきます。
その大口の動きもチャートから読むことができます。
ネックラインのブレイクが広まって、
見え見えになるとそこで大口が仕掛けてきて
↓のようにネックラインまで一度戻ってから(ネックラインのプルバック)が起こるようになりました。
対処方法はネックラインを支持線として、
ネックラインをブレイクした後、
ネックラインまで戻ったところで買う方法です。
みんなそれをやり始めました。そしたらそれを見て大口や筋がまた仕掛けてきて、エントリーポイントがまた変わりました。
現在はこんな感じです。↓一度ネックラインをだましのブレイクアウトして上に行くと見せかけ、その後、真のネックラインのブレイクダウン。
一度ネックラインまで戻ってそのままネックラインをブレイクアウト、
その後ネック来を再度ブレイクダウン。
大切なのは
②のネックラインのブレイクダウンの時、
その日の終値で3%以上、下落すること。
↑は重要なヘッドアンドショルダーの条件です。
これがないとヘッドアンドショルダーになりません。
ヘッドアンドショルダーを使いこなせてない人は、
この条件を落としてます。
どうでしょうか?はっとした人、いると思います。
教科書的なメージャーなエントリーポイントは
見え見えで大口や、筋の仕掛けが入ります。
どうしたらいいか?なんですが簡単です。
見え見えのエントリーポイントで株を買わない
ということです。簡単ですよね。
これは全テクニカルのメジャーエントリーポイントにもいえます!!
そこでは必ず仕掛けが入ります。
見え見えの支持線とか、高値ブレイクアウトとかです。
②の時、終値で3%以上の下落をすれば
ヘッドアンドショルダーになる可能性が高いので、
私はネックラインのブレイクアウトの①と
ブレイクダウンの③の二か所でエントリーしてます。
慣れるまでは③でエントリーするといいでしょう。
なお、
ヘッドアンドショルダートップの
ネックラインのブレイクダウン(下放たれ)は(②および③)は
出来高が無い事がとても多いです。
ヘッドアンドショルダーボトムはネックラインのブレイクは出来高が膨らみます。
ヘッドアンドショルダーのボトムはブレイクの出来高が増える以外、
ヘッドアンドショルダートップと同じです。エントリーも同じです
ヘッドアンドショルダー、Wボトム、トライアングルは目標株価が測定できます。値幅は教科書通りですが、
①起点はネックラインの真のブレイクアウト(ダウン)にすること。
②教科書のに目標株価はあくまでも最小目標株価でそれ以上に動くことが多い。
今までトライアングル、ヘッドアンドショルダーの目標株価で利確した後、
それ以上に株価が動くこと経験したことありませんか?
一般に言われてる目標株価はあくまでも最小目標株価です。
それ以上に動くことが多いです。
Wボトム、レクタングル(長方形)、
トライアングルの目標株価は最小目標株価であって
それれ以上に動くことが多い。
ヘッドアンドショルダートップの実例を挙げておきます(クリックで画像拡大)。
日経先物でヘッドアンドショルダーの目標株価を見ると2万円を割りそうですね・・・。
株のチャートパターン;Wトップ(ボトム)のエントリー,利益確定ポイント
株のチャートパターン;成功するWトップのエントリーポイント
これも、ヘッドアンドショルダーと同じです。目標株価測定は教科書通りです。起点だけ真のブレイクアウトのところにしてください。
株のチャートパターン;成功するWボトムのエントリーポイント
これもヘッドアンドショルダーと同じ。目標株価測定は教科書通りですが、起点は真のブレイクアウトにしてください(クリックで画像拡大)。
実例を挙げておきます(クリックで画像拡大)
株のチャートパターン;レクタングル(長方形)のエントリー,利益確定ポイント
株のチャートパターン;成功するヘッドアンドショルダートップのエントリーポイント
これの解説もヘッドアンドショルダーの解説と基本形は同じです。
株のチャートパターン;レクタングルだけに特有のパターン。ブレイクアウトの方向が分かる
上昇した後の最初の中段の持ち合いは上にブレイクするので、持ち合中に仕込んでおきます。
上昇途中の上放たれの中段持ち合いは、
株価が上がってきて持ち合いに入り、
持ち合い期間が長い(5派以上)のが特徴です。
図A見てください。持ち合いの中のジグザクの波が5派以上です。
この図の通りに、エントリーできたらいいのですが中々こうはなりません。
通常は↓こんな感じです。
図B
よくあるのがこれです。
株価が上がってきて、長い持ち合い(5派以上)を確認したら、
支持線まで株価が下がってくる前に仕込みます。
私の場合、分割売買でナンピンすることが多いですね。
エントリーは結構適当です。
中期パターンなのでスイングトレードになります。
株のチャートパターン;三角持ち合い(トライアングル)
これが一番認識しにくいチャートパターンです。だからこそこれが一番とれます。
余談ですが、私が20年前に教えた生徒は三角持ち合い(あと時間軸戦略)だけで
マンションを買いました(その後小説家)。
テクニカルはそれほど必要ありません。少しのテクニカルをマスターすれば十分です。
1 中立トライアングル↓
2上昇トライアングル↓
3下降トライアングル↓
まずトライアングルの説明から。
ペナントというチャートパターンがあります。
小さいトライアングルをペナントと昔から呼んでいます。
テクニカル分析では、昔からの習慣でトライアングルとペナントを区別してます。
しかしエントリーからリカクまで全く同じなので区別する必要はありません。
この記事ではペナントもトライアングルと統一して呼びます。
教科書的には
1.どちらに動くか分からないトライアングル
2.上ブレイクするトライアングル(三角形の左上が直角に近いもの)
3.下にブレイクするトライアングル(三角形の左下が直角に近いもの)
と書いてあります。
でもあなたは、
2のトライアングルを見つけて「お、これは上にブレイクする上昇トライアングルだ!
ラッキー。」と思ってエントリーしたら下にブレイクして涙目になった経験ありませんか?
また、保有していた株が3の下降トライアングルになり、
「ヤバイ!下にブレイクするトライアングルだ!損を拡大しないためにロスカットだ!」
とロスカットすると、その後株価が大きく上昇、涙目。
こんな経験したことがあるでしょう?なぜかわかりますか?
ここからが本に書いてないことです。
実は上昇トレンドの途中で出た最初のトライアングルは1、2,3すべて上にブレイクします。
また下落トレンドの途中で出た最初のトライアングルは1,2、3すべて下にブレイクします。
最初のトライアングル、というのが重要です。
上昇トレンドの途中で出た最初のトライアングルは
ブレイク前に買います。
そうすることでさらに大きく取れます。
下落トレンドの場合はショートです。
これが三角持ち合いの秘密です。
テクニカルを個別銘柄に当てはめてエントリーするのはだめです。
戦略が必要になります。テクニカルズは戦術なので。
テクニカルの重要性は20%ぐらいです。
戦略と戦術については↓を参照にしてください。
テクニカルだけで当てはめても、勝てるようにはなりません。
今だと、
①外国人投資家の買い越しが続く。
②指数が上昇トレンド
でないと上昇途中の中段持ち合いで個別銘柄にエントリーできません。
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