目次
はじめに。
テクニカル分析のMACDを使っている人多いと思います。
使いやすいので初心者にも人気です。
でもそのままMACDを使ってもだましが多く、利益を出せなくて
悩んでいる人いませんか?
そんな悩みを解決するのがこの記事です!!
MACDの使い方;基礎的な解説。
初心者がテクニカル分析を勉強すると、
最初に出会うのは移動平均のゴールデンクロス、デットクロスです。
ご存知のように全く役に立ちません。
これは移動平均の遅効性のためです。
株価の動にかなり遅れてシグナルを出します。
そのためゴールデンクロス、デットクロスで売買すると
高値で買い、底値で売ることになる事がおおく、
アッと今に損失になります。
この移動平均の遅効性を解消するために作られたのが
修正移動平均のMACDです。
世界的なファドマネージャーアぺルが開発しました。
MACDは移動平均と同じで、
売買シグナルを移動平均より早く表示できるようにしたもの!!
よってゴールデンクロスで買い、デットクロスで売り。
と全く移動平均と同じ使い方なのです。
テクニカル分析にはMACDのように開発背景がわかるとあっという間に
使い方が分かるものがあります。
MACDは、ゴールデンクロス・デッドクロスといった
「買い」と「売り」を判断させるタイミングが単純移動平均線と比べて格段に早くなります。相場の転換をより早く判断するのに有効です。
MACDのルールを箇条書きで書きます。
↓の画像を参照にしながら読んでください(クリックで画像拡大)。
- MACDが下向き(右肩下がり)で、その移動平均線『シグナル』がMACDより上にある時、相場は弱いと判断。
- その後、MACDの下落がなだらかになり、「シグナル」を上抜けるとゴールデンクロスといって買い。
- 「MACD」が上向き(右肩上がり)で、「シグナル」を上回っている時は相場が強いと判断。
- その後、MACDの上昇がなだらかになり、「シグナル」を下抜けるとデッドクロスといって売り。
☆ グラフの数値に「0(ゼロ)」があるが、ゴールデンクロスとなった後に、「MACD」と「シグナル」がともにゼロ水準より上ならば、より信頼度が高い。
☆反対に、デットクロスとなった後に、ともにゼロ水準を下回れば、
これもより信頼度が高い。
MACDは、ゴールデンクロス・デッドクロスといった「買い」と「売り」を判断させるタイミングが単純移動平均線と比べて格段に早くなります。相場の転換をより早く判断するのに有効
こんな感じが基本です。一応書きました。
でも、相場がちゃぶついているときは
MACDはだましのシグナルを連発、
ほとんどのトレードで損失に終わってしまい、儲けることができません。
MACDは近代テクニカル分析で、
視覚的にわかりやすいので人気がありますが、
ほとんどの人が途中で使うことをやめる理由がこれです。
MACDの使い方;MACDの開発者の使い方は全然違う!!
題名の通りです。MACDの開発者はそういう使い方をしてません。
MACDの開発者の書いた本↓に使い方が書いてあります。
開発者のジェラルド・アベルは有名なファンドマネージャーです。
ファンドマネージャーは中期保有が基本です。
一か月~半年で銘柄を入れ替えていきます。
よってMACDも中期(数週間から数か月)の売買で使うものです。
短期は使えません。
この本は、全てMACDの使い方です。
500ページぐらいあって内容も濃く、
とてもじゃないですが株の初心者には読めません。
中級者以上ならおススメです。
初心者のあなたがむりをして、この本を読まなくても大丈夫、
今からこの本の中で一番大切なMACDの使い方をこの記事で書きます。
過去の記事を参照にしてもらえばわかりますが、私の場合
①ファンダ投資(バリュー投資、グロース投資;約一年の投資期間)
↓
②中期スイング投資(投資期間;数週間から数か月ぐらい)
↓
③短期スイング投資(投資期間は一泊から数日)
↓
④現在、デイトレ+行ける時は数日~1か月程度の持越しに落ち着く(使うテクニカルは3種類から7種類ぐらい)。
この②の時に開発者の方法でMACDを使ってました。
年に1~2度ある株式市場の暴落を喰らって
利益を吐き出すのを避けるようにしてたら、
いつのまにか現在の④にスタイルになってました。
MACDの使い方;MACDの開発者が実際に使っててる、本当の使い方
実はMACDはゴールデンクロス、デットクロスだけ覚えておけばいいです(マックディーヒストグラムはこれらを視覚的に見やすくしただけです)。
『MACDとシグナルラインの交差でなく、
トレンドの転換で売買を行うことが重要』アペルは本の中で言っています。
どいうことかというと、
①トレンド転換日をTフォーメーション(今解説します)であたりをつけて
②トレンド転換日が下落トレンドから上昇トレンドへなら、MACDのゴールデンクロスで買い。
③トレンド転換日が上昇トレンドから下落トレンドならMACDのデットクロスで売り
★トレンド転換点付近以外で出るMACDのシグナルは無視すること!!
MACDの使い方;まずTフォーメーションでトレンドの転換日を探す。
Tフォーメーションは簡単です。初心者でも5分で使えます。
図1↓(クリックで画像拡大)
(上記同書P.169より引用)
アぺルTフォーメーションを究極のサイクルシステムとまで言っています。
Tフォーメーションがどのようなものかは、実際に見た方が早いので画像を載せます
訳がめちゃくちゃ下手で私は原書で読みました。。。、
株価は時間的には対称に動く、という性質があります。
株価が底を打って上昇する期間と、天井を打って底に到達する期間がほぼ
同じになります。
底から天井まで20日かかったとすれば、天井から底を打つまでの約20日間になります。
図1でAからXまでローソク足が20本とすれば、Xから次の転換点Bまで同じように20本前後です。
よってAからXまでのローソク足の数さえ分かれば、
Xからローソク足の数を数えれば大体の転換点が分かるわけです。
MACDの使い方;MACDの開発者が使ってる具体的な使い方。
①Tフォーメーションをつかい、転換日を探ること。
②ローソク足の数を数えて、
転換日を過ぎるまではMACDのゴールデンクロス
(売りの場合はデットクロス)が出ても買わない。
③Tフォーメーションでローソク足の数を数えて、
転換点を過ぎて最初のMACDのゴールデンクロス(売りの場合は最初のデットクロスで売る)で買う。
④Tフォーメーションでローソク足を数えて、転換日までにでた
シグナルはすべて無視する。
⑤Tフォーメーションで転換日を過ぎて最初のMACDの
デットクロス(売りの場合はゴールデンクロス)で利益確定。
☆買値より10%ぐらい下がったらロスカット
MACDの使い方;まとめ!
①Tフォーメーションで大体の転換日の予測。
②転換日を過ぎた最初のMACDのシグナルで売買。
③それ以外のMACDのシグナルはすべて無視する
MACDの使い方;開発者のやり方は
どんな銘柄にも使えるの?
Tフォーメーションはチャートがうねっている銘柄なら使えます。
例えばチャートが↓こんな感じ(クリックで画像拡大)
↓のようなチャートではTフォーメーションを銘柄には使えません
(クリックで画像拡大)。
Tフォーメーションが使えないので開発者の方法は使えません。
MACDの使い方;MACDの開発者の使い方で年に一、二度ある株式市場の暴落に対処できるの?
対処できてたら、私はデイトレーダーになってません(笑)
数週間以上の中期保有になりますので、
暴落に巻き込まれる場合もあります。
MACDの使い方;MACDの開発者の手法はデイトレードには使えるの?
残念ながら、MACD、Tフォーメーションともに使えません。
MACDの使い方;MACDの戦略と戦術について。
これで分かったでしょうか?
MACDの開発者も戦略と戦術を分けて使ってます。
戦略はサイクルのTフォーメーション、戦術はMACD
Tフォーメーションに株価を使ってないので
テクニカル分析ではありません。
サイクル理論ですね。
何度も言ってますが、パズルのように当てはめても勝てません。
戦略と戦術を明確にして、戦略にあった戦術(テクニカル分析)を
使うことが勝つコツです。
その戦略と戦術については↓を見てください。
時間軸戦略が重要。戦略と戦術を分けることが勝つコツ!!
また今回の日経の暴落(2021年1月28日)も
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