株のチャート分析でRSIを使っていて、悩んでいる人いませんか?

よく「30以下なので売られすぎだから買い!」ってポジション取ったらそのまま下落トレンドが続いて大損・・・・。

「70以上なので買われすぎだから売り!!」ってやるとそのまま株価が下落せず上がり続けて涙目・・・。

おっさんがその悩みを解決します!!

株のチャート分析ツール、RSIについて。

テクニカル分析は大きく分けて2系統になります。

トレンドフォロー系

トレンドを追いかけるタイプのテクニカル指標。

価格が上がり続けると、指標の数値も上がり、下がり続けると指標の数値も下がる。

代表的なものに移動平均やMACDなどがあります。。

オシレータ系

買われすぎ、売られすぎなどを示すテクニカル指標。

オシレータ系の指標は、一定の範囲内で振動するように動く。

代表的なものにRSIやストキャスティクスなどがあります。

と、ここら辺までは一般的なブログにも書いてありますよね?

「他のブログに書いてないことを書く」、というのがおっさんのポリシーなので今からそれを書きます!

それは、

”オシレーター系は近代テクニカル分析といわれていて、使うのにトレーダーの習熟度がいらない”

いうことです。

古典的テクニカル分析の「フラッグ」「ヘッドアンドショルダー」などは

簡単そうに見えてその形を認識するのが難しい。

使えるようになるまで少し訓練が必要です。

しかし、近代テクニカルは訓練は必要ありません。

初心者でもメカニカルに使いこなせます。

株のチャート分析ツール、RSIの正しい使い方。

株のチャートにRSIを使う場合;RSIの数値が30以下で買い、70以上で売りは持ち合いの時。

初心者の本によく出てきますね。あとは証券会社のホームページとか。

この使い方は株価が持ち合いの時です。

トレンドが強いとそのまま30以下、または70以上になっても株価が反転しません。

例を挙げますね↓(クリックで画像拡大)。

株のチャートにRSIを使う;トレンドの反転をとらえる方法。

30以下になっても株価が反転しないのを避ける方法があります。

❶本日マザーズ売買代金ランキング2位の銘柄です。

RSIの買いパターン(❶の図を見ながら読んでください。クリックで画像拡大)

①RSIが30以下から30を超えてきたのを確認して買い。

②RSIが50を下から上に突破したら買い。

③RSIが50以上で、下がってきて50で跳ね返されたら買い。

③の解説です。
上昇トレンドが強い場合、RSIが50以上でとどまることが多く、
50のラインが支持線として働きます。
50で跳ね返された場合、トレンド転換ではなくて単なる押し目です。

RSIの売りパターン(❶の図を見ながら読んでください。クリックで画像拡大)

①RSIが下がってきて売られすぎの70を上から下に抜けたのを確認して売り。

②RSIが50以上で、50を上から下に突破したときは売り。

③RSIが50以下で、上がってきて50で跳ね返されたときは売り

③は下落トレンドの押し目の可能性が強く、RSIの50のラインが抵抗線なります。

※もちろん、恣意的にRSIが当てはまりやすいチャートを選んでいる訳ではありません。
マザーズ売買代金ランキング1位の銘柄で解説しなかったのは理由があります。
11月12日売買代金ランキング1位のチャートは↓

でチャートが見にくかったからです。もちろんこちらも今日書いたRSIの方法を検証してください(RSIも表示しておきます)。
相場の反転をうまくとらえています。

「売られすぎの70を脱出したときに売るんじゃなくて、そのまま持っていて
、その後50を割った後、売ればいいんじゃね?
50で跳ね返されたら、また買う手間がはぶけるじゃん!!」

と思う人がいるかもしれません(買いの場合で説明します)。

RSIが70を脱してきた場合、トレンド転換なのか?単なる押し目なのか?

分かりません。トレンドの転換の可能性が高いのは50を切った時です。

50で跳ね返されればいいのですが、70を脱出しても株を売らず、50を切った時に利益確定すると

利益確定が遅れることがあります。

RSの使い方につについて書いてました。

RSIもトレードの戦術レベルの話です。RSIだけだけでいつまでも勝ち続けるのは難しいです。

必ず戦略が必要です。

戦略と戦術については↓を参照にしてください。

https://kasegu123.com/6/

ファンダメンタルというと企業の業績とかのことだと思っている人がいます。

ファンダメンタルというのは株価の価格以外のことをいいます。

極端な話ですが、タロットカード占いで株価の売買をすれば、立派なファンダメンタル投資です。

タートルズという投資集団はご存知だと思います。

”タートルズの手法”などと言ってなんか聖杯のように書いているブログもありますが、戦術は1960年代に発表された

ドンチャンブレイクというテクニカル分析です。別に秘密でもありません。

じゃなんでタートルズのトップ、リチャードデニスがあれ程、利益を出したのか?というと

資金管理戦略をっていたからです。

マーケットの魔術師に書いてありますが、↓

デニスすべてのテクニカル分析を調べて、
長期で機能しているテクニカルをいくつかピックアップして使ってます。
あくまでも戦術です。

マーケットの魔術師ぜひ読んでみてください。みんなテクニカルを使ってますが,

それだけでないことをほのめかしているのが分かると思います。

資金管理戦略をそれに加えてます。こちらがメインです。

実はこの手法は、ものすごいドローダウンがまれに起きます。

実際にデニスも80年代とリーマンショックの後、最低

2回、ファンドを破綻させて運用を中止してます。

もっともそれは織り込み済みで、そのあと復活して利益出してます。

タートルズの手法やドンチャンブレイクはそれだけで使っては絶対にダメです。

何度も書いてますがテクニカルの重要性は20%ぐらいです。

資金管理戦略とドローダウンに備えて巨額の資金がないと無理です。

資金管理、戦略と戦術については↓を見てください。

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